次期スパコン切替に向けたホーム領域変更のお知らせ(Phase1)
国立遺伝学研究所スーパーコンピュータシステム利用者各位
2018年12月28日
国立遺伝学研究所 DDBJセンター スーパーコンピュータシステム管理チーム
平素より、国立遺伝学研究所スーパーコンピュータシステム(以下 スパコン)を ご利用いただき誠に有難うございます。
次期遺伝研スパコンは2019年3月1日に稼働開始予定です。それに先だって、Lustreファイルシステム上に存在する利用者の皆様のデータを次期スパコンで使用する領域に転送する作業を実施中です。
環境移行フェーズの一環として2019年1月11日~16日のサービス停止時に、Phase1環境の各計算ノードに存在する、利用者の皆様のホームディレクトリ参照先をPhase1環境のLustre領域から次期スパコンで使用するLustre領域に変更する作業を実施します。
- 作業内容
- 概要
- Phase1の各計算ノードの"/home"以下に存在する、利用者の皆様のホームディレクトリ実体へのシンボリックリンクを、Phase1環境のLustre領域(lustre1,2)から次期スパコンで使用するLustre領域(lustre6)の移行先に変更します。
- 実施内容
- 現在、各計算ノードの"/home"以下には、lustre1,2に存在する、利用者の皆様のホームディレクトリ実体を指すシンボリックリンクが配置されています。各計算ノードでコマンド"ls -l /home/ユーザ名"を実行する事で、実体が存在するLustreファイルシステムが確認できます。
- (例1)lustre1に実体が存在する利用者のディレクトリを指すリンク: /home/user01 -> /lustre1/home/user01
- (例2)lustre2に実体が存在する利用者のディレクトリを指すリンク: /home/user02 -> /lustre2/home/user02 これを、lustre6に移行したディレクトリを指すように変更します。
- (例3)lustre1に実体が存在する利用者のディレクトリを指すリンク: /home/user01 -> /lustre6/home/lustre1/user01
- (例4)lustre2に実体が存在する利用者のディレクトリを指すリンク: /home/user02 -> /lustre6/home/lustre2/user02
- 概要
- 切替日
- 2019年1月16日のサービス再開以降より切り替わります。
- 留意事項
- 基本的に、Phase1環境の使用方法はこれまでと変わりません。
- ホーム領域移行作業は2018年11月27日および2018年12月27日に実施していますので、lustre6上のホームディレクトリの内容は2019年1月11日の最新版ではありません。必要なファイルがlustre1,2に残っている場合は、利用者の皆様でコピー願います。変更作業後も、lustre1,2は閲覧可能です。
- lustre1,2は、2019年2月中頃まで閲覧可能とする予定です。
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国立遺伝学研究所 スパコン管理チーム
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